相続税とは？
知っているようで意外としらない相続税とは？
相続税は遺産を相続する人にかかる税金です。
相続により取得した財産が、一定の額（基礎控除額）を上回った場合に相続税がかかることになります。
逆に、一定額（基礎控除額）以内であれば相続税はかかりません。当然、申告の必要もありません。
但し、不動産の名義変更のための登記や預貯金の名義変更の手続きは必要に応じて行っていただくことになります。
放っておくと大変！相続税の申告期限
相続税は、相続が開始した日の翌日から10ヶ月以内に申告書を作成して提出しなければなりません。
たとえば、1月10日に亡くなられた場合には申告期限はその年の11月10日となります（この日が土曜・日曜・祝日などの場合はその翌日が期限となります）。
申告書の提出先は、亡くなられた人の住所地を管轄する税務署となります。
ニコニコ現金主義：相続税の納付は現金一括納付が原則
相続税も、所得税など他の税金と同様に、現金による一括納付が原則となります。
納付期限は、申告期限と同様に相続が開始した日の翌日から10ヶ月以内です。
納付する場所は、税務署のほか、銀行や郵便局などでも可能です。
但し、財産の状況によっては現金による一括納付が困難な場合には、分割による納付（延納）や不動産による納付（物納）が認められる場合があります。
Tweet